育毛剤・シャンプー・サプリを8年試したけど全部意味がなかった話|AGA治療薬に出会うまで

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育毛剤・シャンプー・サプリを8年試したけど全部意味がなかった話|AGA治療薬に出会うまで
  • 育毛剤を使い続ければ、どうにかなるんじゃない?
  • 薄毛サプリさえ飲んでおけば大丈夫?
  • 薄毛を自力でどうにかしたい!

私は24歳で薄毛に気づいてから8年間、シャンプー・育毛剤・サプリメントに数十万円を使いました。

先に正直に言うと、私の薄毛はそれで止まりませんでした。

同じように、自力で薄毛をどうにかしようとしている方に向けて、8年間で何を試して、どうなったのかをそのまま書いていきます。

結論

セルフケアだけで薄毛をどうにかするのは、私の場合は難しいことでした。最終的にたどり着いたのは、医師に相談してAGA治療を始めるという選択です。

【この記事を書いた人】ヤマーノ

24歳でAGA発症。8年間の自己流対策を経てAGA治療を開始。現在はデュタステリドのみを服用し、治療を続けて10年目になります。30社以上のクリニックを比較した経験をもとに情報を発信しています。

私が薄毛に気づいた日

最初にそれを言われたのは、いつも通っている床屋さんでした。「〇〇君、ちょっとやばいんじゃない?」。でもその時の私は、「大丈夫だろう、なんとかなる」としか思っていませんでした。

はっきり自覚したのは、温泉に行った日のことです。頭を洗って鏡を見た瞬間、生え際のM字がくっきり後退しているのが目に入りました。まだ20代前半なのに、うそだろう。心臓がざわつくような感覚を、今でも覚えています。

そこからは、毎日が薄毛に一喜一憂する日々でした。合わせ鏡でつむじを確認し、風呂上がりには排水口の抜け毛を数えるように見る。光の当たり方や見る場所によって見え方が変わり、明るい照明の下では地肌が目立って、その日一日ずっと気分が沈む——そんな日々でした。

それでも、人には認めたくありませんでした。前髪を長めにして隠し、外ではいつも帽子。友達の家にご飯に呼ばれた時も脱げず、「いつまで帽子かぶってんだ、飯の時くらい脱げよ」と言われたこともあります。「薄くなってない?」と聞かれても、「帽子の跡がついただけだよ」とごまかしていました。

いちばん堪えたのは、ある夏の床屋でした。薄毛を隠すために長めにしていた髪を、「短めにしてみますか?」と言われるがままに「お任せで」と頼んだら、想像よりずっと短く切られてしまったんです。M字の生え際が丸見えになり、切られている最中から冷や汗が止まりませんでした。家に帰って鏡を見るたびに、人生が終わったような気分になりました。

「薄いなら坊主にすればいい」と気軽に言う人もいます。でも、坊主にしたことがない人間にとって、坊主にするのは本当に勇気がいることなんです。当時の私にとって、それは選べない選択肢でした。

ヤマーノ
ヤマーノ

今思えば、認めたくない気持ちが強すぎて、正しい情報を調べるより先に「どう隠すか」ばかり考えていました。この遠回りが、のちの8年間につながっていきます。

私が8年間、自力で試した薄毛対策

8年間で試してきた薄毛対策は、大きく分けて4つです。

  • 生活習慣の見直し
  • シャンプー&トリートメント
  • 育毛剤
  • サプリメント

生活習慣の見直し

まず取り組んだのが生活習慣の改善です。ネットで調べながら、以下のことを実践しました。

  • 睡眠をしっかりとる
  • 筋トレはしない

睡眠をしっかりとる

「睡眠中に髪が成長する」という情報を見つけ、睡眠の質と時間にこだわるようにしました。

22時~2時がゴールデンタイムと呼ばれ、成長ホルモンが多く分泌されるといわれていて、この時間には必ず寝るようにしていました。

ヤマーノ
ヤマーノ

若者にとって22時就寝は正直きつかったですが、髪のために必死でした。しかも今では、この「ゴールデンタイム説」自体が根拠に乏しいといわれています…

筋トレはしない

「筋トレで男性ホルモンが増えると薄毛が進む」という情報が当時ネットに溢れていて、私は完全に信じ込んでいました。

結果として筋トレを一切やめ、軟弱な身体になってしまいました。今思えば完全に無駄な我慢でした。

ヤマーノ
ヤマーノ

現在は筋トレと薄毛に明確な関係はないというのが定説です。あの頃の自分に教えてあげたい…

シャンプー&トリートメント

薄毛に気づいて真っ先にやったのが、育毛シャンプーへの切り替えです。「頭皮環境を整えれば変わるはず」と信じていました。

結果から言うと、5年以上かけて何種類も替えましたが、私の薄毛は変わりませんでした。使ったのは以下の製品です。

シャンプー

  • 薬用スカルプD:オイリー(アンファー)2009.2~2009.11
  • ナチュラル ヘア ソープ:サイプレス(ルベル)2009.11~現在

トリートメント

  • 薬用スカルプD:スカルプパックコンディショナー(アンファー)2009.2~2009.11
  • ウィートプロテイン(ルベル)2009.11~2011.9
  • エッグプロテイン(ルベル)2011.9~2013.10

各製品の使用感や実際にどうだったかは、別記事で詳しくまとめています。
≫育毛シャンプーを5年以上使い続けた体験談|ノンシリコンに変えても薄毛は変わらなかった

育毛剤

「薄毛といえば育毛剤」というイメージで、シャンプーと並行して育毛剤も使い続けました。

結果から言うと、8年間で5種類を使い続けましたが、私には変化を感じられませんでした。使ったのは以下の育毛剤です。

  • 薬用育毛トニック サクセス(花王)2009.2~2009.9
  • 薬用スカルプジェット(アンファー)2009.9~2009.12
  • クールオレンジスキャルプエッセンス(ルベル)2009.12~2010.1
  • 柑気楼(はぴねすくらぶ)2010.1~2011.7
  • 薬用育毛 フレッシュトニック 柑橘EX(柳屋)2011.7~AGA治療開始まで

各育毛剤の詳しい体験談は別記事にまとめています。
≫【育毛剤体験談】薄毛を自分でどうにかしようとした記録|私には変化を感じられなかった話

サプリメント

外から塗るだけでは足りないと感じ、「体の内側からケアする」という発想でサプリメントも取り入れました。亜鉛・ノコギリヤシ・ビタミン類など、薄毛によいとされるものを片っ端から試しました。

結果から言うと、10種類以上を5年以上飲み続けましたが、進行への不安は消えませんでした。試したのは以下のサプリです。

  • ボリュームトップ(DHC)2010.4~2012.1
  • アクアリーフスーパーサプリメントCE(カネボウ)2010.4~2011.10
  • マルチビタミン(DHC)2011.5~2011.10
  • アセロラ粒(山本漢方製薬)2011.10~AGA治療開始まで
  • 黒豆イソフラボン粒(山本漢方製薬)2011.10~2011.11
  • カプサイシン粒(山本漢方製薬)2011.10~2011.11
  • 亜鉛(DHC)2011.11~2011.12
  • 亜鉛(ライフスタイル)2011.12~AGA治療開始まで
  • ノコギリヤシ(小林製薬)2011.12~AGA治療開始まで
  • ビタミンB-50(ライフスタイル)2014.10~AGA治療開始まで

各サプリの詳細は別記事にまとめています。
≫薄毛サプリを10種類以上試した体験談|医師に「それでは薄毛の改善は難しい」と言われた話

薄毛を自分でどうにかするのは難しかった

シャンプー・育毛剤・サプリと、やれることは全部やりました。でも私の場合、薄毛はほとんど変わりませんでした。

費用も馬鹿になりません。8年間の合計では、育毛剤やサプリに数十万円を使っていました。

AGA治療を始めた時、クリニックの先生に今まで飲んでいたサプリのことを話したことがあります。

ヤマーノ
ヤマーノ

自分で薄毛をどうにかしようと、ノコギリヤシや亜鉛のサプリを何年も飲んでいるんですが、なかなか変わらなくて…

医師
医師

サプリメントだけでは、薄毛の改善は難しいと思いますよ。

一言でバッサリ。8年間頑張ってきたのに、その努力がほぼ意味がなかったのかもしれない、と感じた瞬間でした。

AGA治療を始めるまで

実は、フィナステリドという治療薬があることは、わりと早くから知っていました。それでもすぐに始めなかったのには、理由が二つあります。

一つは、タイミングです。当時の私は、これから子どもを授かることを考えていて、「妊娠への影響が気になるうちは飲まない」と自分で決めていました。だから、二人目の子を授かって家族の形が落ち着くまでは、治療に踏み切りませんでした。(※妊娠と薬の関わりは人によって異なります。実際の判断は医師にご相談ください)

もう一つは、費用の思い込みです。AGA治療は高い、というイメージがありました。ところが、毎月育毛剤やサプリに使っていたお金を計算してみると、AGA治療費とほとんど変わらなかったんです。同じ金額を払うなら、自己流より医師に相談する方がいい。そう思えて、ようやく決心がつきました。

知り合いに会いたくない一心で、少し離れた場所にある初めての皮膚科を選びました。先生は私の髪をちらっと見て「AGAですね」と言い、原因を図に描いて説明してくれました。「薬をやめるとまた戻りますが、どうしますか?」「続けたいです」——そんなやり取りをしたのを覚えています。

ただ、正直に言うと、この診察はかなり恥ずかしいものでした。先生の声は大きく、後ろには看護師さんも立っていました。その中で薄毛の話をされるのが、いたたまれなかったんです。今は自宅で受けられるオンライン診療もあります。あの頃の私のように「対面が恥ずかしくて足が止まる」人にとっては、選択肢が増えたのはいいことだと思います。

AGA治療を始めてからのこと

飲み始めてしばらく続けるうちに、自分では少しずつ変化を感じるようになりました。いちばん大きかったのは、風呂上がりの排水口を見てため息をつく回数が減ったことです。8年間あれこれ試していた頃には味わえなかった感覚で、もっと早く相談すればよかった、と思ったのを覚えています。

ただ、これはあくまで私個人の感じ方です。効果や副作用の感じ方には個人差があり、自分に合うかどうかは医師の診察によって判断されます。

以下の写真は、AGA治療を始めてから5年後(2022年時点)の状態です。

※AGA治療前の写真は残念ながら取っていませんでした…😢

黄色い枠の部分が、私自身いちばん変化を感じている場所です。

床屋さんに気づかれた話

長年通っている床屋の店主からも、ある日こんなことを言われました。

「〇〇君、最近髪の毛にハリコシが出てきたね。なんかやってるの?」

私の薄毛の変遷を誰よりも近くで見てきた店主に気づかれたことが、本当にうれしかった。あらためて、AGA治療を始めて良かったと感じた瞬間でした。

薄毛に悩んだらAGAクリニックへ相談

8年間、ありとあらゆる方法を試しましたが、自力で薄毛をどうにかすることは私にはできませんでした。

AGAは進行性で、セルフケアだけで食い止めるのは難しいとされています。育毛剤やサプリは生活の補助にはなっても、AGAそのものへの対処とは別物だと、私は身をもって感じました。

薄毛が気になり始めたら、早めに一度、医師に相談してみるとよいと思います。

薄毛の原因がAGAとは限りませんが、実際には約9割がAGAといわれています。まずはAGAクリニックや皮膚科で受診して、自分の状態を確認するだけでも意味があります。

薄毛が進むほど、向き合うのに必要な時間とお金も増えていきます。だからこそ、迷っているならまず相談だけでも、というのが正直な気持ちです。

私はあの時、8年間の遠回りを経てAGA治療にたどり着きました。あなたには同じ回り道をしてほしくない、というのが本音です。

AGA治療を始めようと思ったら

初めてAGA治療を検討する方は、医師に相談のうえ、まずフィナステリドから考える方が多いようです。始め方の流れは、別の記事にまとめています。