【8種類の薄毛治療】費用はどれくらい?AGA治療薬の相場を徹底解説

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【8種類の薄毛治療】費用はどれくらい?AGA治療薬の相場を徹底解説
  • 薄毛治療ってどれくらいするの?
  • 高いお金は出せない…
  • 治療費の相場をしりたい!

薄毛治療法には現在8種類の方法がありますが、費用はかなり違います。

まずは自分が出せる金額を把握し、その中で治療法を選択していきましょう。

この記事では、薄毛治療の費用の相場について解説してきます。

この記事を読めば、家計に負担なく継続できる治療法がわかります。

ヤマーノ
ヤマーノ

薄毛治療=AGA治療という前提で解説していきます。

AGAって何?って方は下記記事で詳しく解説しています。

≫【AGAとは?】3つの特徴がある男性型脱毛症を徹底解説|髪が抜けるメカニズム

薄毛治療の種類と費用の相場

薄毛治療は、薄毛の進行度合いによって治療法が変わります。

軽度なら抜け毛抑制薬のみ。中~重度なら抜け毛抑制薬+発毛促進の治療法です。

場合によっては植毛手術も考える必要があります。

治療法費用年間費用薄毛の進行度
フィナステリド
内服薬
(抜け毛抑制)
3,000~
8,000円
36,000~
96,000円
軽度の方向け
の治療法
デュタステリド
内服薬
(抜け毛抑制)
4,000~
9,000円
48,000~
108,000円
軽度の方向け
の治療法
ミノキシジル
内服薬
(発毛促進)
10,000~
20,000円
抜け毛抑制薬込みの費用
120,000~
240,000円
抜け毛抑制薬込みの費用
軽~中度の方
向けの治療法
ミノキシジル
外用薬
(発毛促進)
10,000~
15,000円
抜け毛抑制薬込みの費用
120,000~
180,000円
抜け毛抑制薬込みの費用
軽~中度の方
向けの治療法
LED・低出力
レーザー照射

(発毛促進)
1回
1,500~
8,000円
LED機器購入した場合
6万~25万円
軽~中度の方
向けの治療法
注入治療
(発毛促進)
1回
15,000~
80,000円
1クール(1~12回)
1.5万~70万円
月1~2回ペース
中~重度の方
向けの治療法
自毛植毛術100万~300万円
植毛部位が広いと更に高額
一度植毛すれば
メンテナンス不要
中~重度の方
向けの治療法
人工毛植毛術20万~100万円
植毛部位が広いと更に高額
植毛後の
メンテナンス必要
中~重度の方
向けの治療法

フィナステリドの価格:内服薬【抜け毛抑制効果】

フィナステリドは、AGAによる抜け毛抑制の効果がある治療薬です。

費用は毎月3,000~8,000円くらいが相場になります。(差があるのはクリニックによって価格が違うため)

毎月6,000円と仮定した場合の年間毎の費用は、以下のとおりです。

1年5年10年20年30年
7.2万円36万円72万円144万円216万円
毎月6,000の場合

薄毛の進行度が軽度の方はフィナステリドの服用だけで十分ですが、発毛を希望する場合は他の発毛促進の治療と併用する必要があります。

ヤマーノ
ヤマーノ

「なんとなく薄くなってきたような感じがする…」という方なら軽度レベルです。

フィナステリドを飲んだからと言って、すぐに効果が現れるわけではありません。

少なくとも 6 カ月程度は内服を継続して、効果の有無を確認しましょう。

抜け毛抑制の薬はずっと継続していかなければならないので、毎月負担なく支払える金額なのかを把握することが大切です。

もし服用を中断してしまうと、抜け毛が再発してしまうからです。

ハゲ男
ハゲ男

薬のやめ時って難しいよね?

辞めたら数ヶ月でどんどんハゲていっちゃうんだから。

ヤマーノ
ヤマーノ

難しいですね。

私なら、60歳くらいになったらもういいかなぁとは思っていますよ。

デュタステリドの価格:内服薬【抜け毛抑制効果】

デュタステリドは、AGAによる抜け毛抑制の効果がある治療薬です。

費用は毎月4,000~9,000円くらいが相場です。(差があるのはクリニックによって価格が違うため)

ヤマーノ
ヤマーノ

フィナステリドよりも抜け毛抑制効果が高いため価格も若干高いです。

毎月7,000円と仮定した場合の年間毎の費用は、以下のとおりです。

1年5年10年20年30年
8.4万円42万円84万円168万円252万円
毎月7,000円の場合

薄毛の進行度が軽度の方はデュタステリドの服用だけで十分ですが、発毛を希望する場合は他の発毛促進の治療と併用する必要があります。

デュタステリドを飲んだからと言って、すぐに効果が現れるわけではありません。

少なくとも 6 カ月程度は内服を継続して、効果の有無を確認しましょう。

抜け毛抑制の薬はずっと継続していかなければならないので、毎月負担なく支払える金額なのかを把握することが大切です。

もし服用を中断してしまうと、抜け毛が再発してしまうからです。

ミノキシジル(ミノタブ)の価格:内服薬【発毛促進効果】

ミノキシジル内服薬は、発毛促進に効果がある治療薬です。

費用は毎月10,000~20,000円(抜け毛抑制薬含む)くらいが相場です。(差があるのはクリニックによって価格が違うため)

抜け毛抑制の薬と一緒に使うのが一般的ですので、単体で使うことはありません。

毎月15,000円と仮定した場合の年間毎の費用は、以下のとおりです。

1年2年3年5年10年
18万円36万円54万円90万円180万円
毎月15,000円の場合

ミノキシジルは発毛促進の効果がありますが、限界というものがあります。

体がミノキシジルに慣れてしまい、耐性ができて飲んでも効果が薄れてきてしまうからです。

内服薬は副作用があるため、最長でも10年を目安に考えます。

やめたことにより抜け毛が増えてしまった方は、ミノキシジルの外用薬に切り替えましょう。

ミノキシジルの効果は、一般的に4~6ヶ月で実感する人が多いです。

ヤマーノ
ヤマーノ

人によっては全然効果がないという方もいます。

6ヶ月経っても効果を実感できなければ、違う治療法を試してみる方がいいでしょう。

ミノキシジルの価格:外用薬【発毛促進効果】

ミノキシジル外用薬は、発毛促進に効果がある治療薬です。

費用は毎月10,000~15,000円(抜け毛抑制薬含む)くらいが相場です。(差があるのはクリニックによって価格が違うため)

ヤマーノ
ヤマーノ

ミノキシジル(ミノタブ)内服薬に比べて、効果を実感するのが遅いです。

しかし、副作用のリスクも少ないため外用薬を選ぶ方も多くいます。

抜け毛抑制の薬と一緒に使うのが一般的ですので、単体で使うことはありません。

毎月15,000円と仮定した場合の年間毎の費用は、以下のとおりです。

1年5年10年20年30年
18万円90万円180万円360万円540万円
毎月15,000円の場合

ミノキシジルは発毛促進の効果がありますが、限界というものがあります。

体がミノキシジルに慣れてしまい、耐性ができて効果が薄れてきてしまうからです。

やめたことにより抜け毛が増えてしまう場合もあるので、医師と相談しながら決める必要があります。

薄毛が気になっている部位に塗るだけなので、簡単に始めることができます。

ミノキシジルの効果は、一般的に4~6ヶ月で実感する人が多いです。

ヤマーノ
ヤマーノ

人によっては全然効果がないという方もいます。

6ヶ月経っても効果を実感できなければ、違う治療法を試してみる方がいいでしょう。

LED・低出力レーザー治療 【発毛促進効果】

LED・低出力レーザーを頭皮に照射して発育を促す治療法です。

クリニックで施術を受けることができ、費用は1回1,500~8,000円が相場です。

ヤマーノ
ヤマーノ

薬剤を使わない治療法なので、副作用が怖くてAGA治療ができないという方にもおすすめです。

まだ導入しているクリニックが少ないですが、やりたくてもやれないという人のために、機器を購入して自宅でやることも可能です。

ヘルメットのようなものを被って毎日20分間程度照射するだけなので、簡単に始めることができます。

最低4ヶ月使用することとなっています。

機器を購入する場合は、60,000円~250,000円が相場となります。

抜け毛抑制薬(フィナステリド・デュタステリド)や発毛促進(ミノキシジル内服薬)を併用していくと効果的です。

注入治療(成長因子療法)【発毛促進効果】

注入治療は、発毛に効果的な薬液を直接頭皮に注入する治療法です。

費用の相場は15,000円~80,000円/回が相場です。(差があるのはクリニックによって価格が違うため)

注入治療は1クール(1~12回)で施術を行う場合が多く、月に1~2回施術を行います。

1クール(1~12回)の費用の相場は15,000~700,000円です。施術回数によって費用に差が生じます。

ヤマーノ
ヤマーノ

発毛効果をできるだけ早く実感したい方に向いている治療法です。

この他にも、抜け毛抑制薬(フィナステリド・デュタステリド)や発毛促進(ミノキシジル内服薬)を併用していくと効果的です。

注入治療には大きく分けて以下の2つがあります。

  • メソセラピー
  • HARG療法

メソセラピー

メソセラピーはクリニックによって投与する成長因子の組み合わせが異なります。

しかし、どこのクリニックでもほぼ同じ成分なので効果に差はありません。

HARG療法

HARG(ハーグ)療法はメソセラピーとは違い、投与する成長因子が決まっているのが特徴です。

効果としては、メソセラピーとほぼ大差ありません。

価格はメソセラピーよりも高額になっています。

結果的に、どこのクリニックのメソセラピーもHARG療法も効果に差はないということになります。

しかし、価格はだいぶ違うので、クリニックの信頼性や価格で治療するところを選ぶといいですね。

自毛植毛術

自毛植毛術は、側頭部や後頭部などの薄毛の影響を受けにくい髪の毛を毛包ごと移植する方法です。

費用の相場は100万円~300万円ですが、移植範囲が広いと更に高額になります。

ハゲ男
ハゲ男

か、かなり高い!!

チェックポイント

自毛植毛はかなり高額だと思われがちですが、長期で見ると植毛の方が安い場合があります。

理由は、一度植毛してしまえば薄毛対策は不要だからです。

移植された髪が抜け落ちたとしても、新たに髪の毛が生えてきます。

安全性も高く、特別なメンテナンスも不要です。

抜け毛抑制薬(フィナステリド・デュタステリド)と発毛促進薬(ミノキシジル)を10年間使用した場合の費用は180万円です。

その後も治療費はかかってきます。

最初に大金を払って髪の毛に悩まず生きて行くか、薬剤を服用しながら支払いを続けていくかは大きな分かれ目になりそうです。

人工毛植毛術

人工毛植毛術は、人工的に作られた髪の毛を薄毛の部分に植え込んでいく方法です。

費用の相場は20万~100万円ですが、植え込む毛量によって更に高額になります。

人口毛ですので、伸びることもなく抜け落ちてしまえば新たに生えてくることはありません。

好きな部分に好きな本数だけ植えることができ、あっという間にフサフサの髪の毛を手にすることができます。

しかし、体が人口毛を異物ととらえて拒否反応を起こすこともありますし、定期的なメンテナンスも必要です。

Q&A

AGA治療はなぜ高い?

AGA治療が高いとされる理由は以下のことがあげられます。

  • 継続的にお金がかかる
  • 保険が適用されない
  • クリニックのオリジナルの治療薬

継続的にお金がかかる

継続的にお金がかかるため、AGA治療は高いと言われています。

AGA治療で薄毛を改善できても、抜け毛抑制薬は継続して服用し続けなければなりません。

服用をやめてしまうと抜け毛が再発してしまうからです。

保険が適用されない

AGA治療は保険が適用されません。

なぜなら、薄毛は健康に悪影響を及ぼす病気ではないとされているからです。

保険が適用されない場合、自由診療となります。

自由診療の場合、治療を受ける人と医療機関が個別に契約を交わすということになり、医療機関側も料金を自由に決めることができます。

自由治療とは?

自由治療とは保険適用外の治療のことです。風邪などの保険適用の病気は医療費の3割負担だけで済みますが、自由治療の場合は全額自腹になります。

≫自由診療とは?保険診療外の治療費の目安(外部リンク)

クリニックのオリジナルの治療薬

クリニックでは抜け毛抑制薬(フィナステリドやデュタステリド)に加えて、ビタミン成分などを配合したオリジナル治療薬を処方しているところがあります。

こちらからしたら、フィナかデュタさえもらえればいいのに、余計なビタミンを配合させられて料金が高くなってしまっているケースがあることを覚えておきましょう。

まずはAGAの基礎知識を身に付けるのが重要です。

抜け毛抑制に必要なのは、フィナステリドかデュタステリドだけ!他の成分は不要!!

分割払い(医療ローン)はできますか?

AGA治療の高額費用にも分割払いは可能です。医療ローンやメディカルローンなどと呼ばれています。

注入治療や植毛手術では数十万~数百万といったケースになる場合があります。

そういった場合、一度に支払えるお金にも限界があるので、毎月の負担額を減らす支払いがあることを覚えておきましょう。

医療費控除に使えますか?

AGA治療費を医療費控除として使うことができるかは、まだはっきりとしていないのが現状です。

できたという人もいれば、できなかったという人もいます。

とりあえず申請してみて、ダメなら仕方ない。通ったらラッキーといった感じでいいと思います。

≫AGA治療(ハゲ治療)費は確定申告で医療費控除できるのか?(外部リンク)

個人輸入でAGA治療薬は入手可能?

AGA治療薬は高額なため、個人輸入で治療薬を入手して服用する方がいます。

こういったことを否定する気はありませんが、リスクを十分に理解したうえで行う必要があります。

個人輸入のリスクは以下のようなものがあります。

  • 偽物の可能性がある
  • 正しい服用方法がわからない
  • 重篤な副作用の危険がある

「AGA 個人輸入 おすすめ」

などで検索すると出てくる輸入代行業者でも安心できません。

クリニックで処方された薬は効いていたけど、輸入代行業者で仕入れた薬は効いていないみたい…

といった口コミもあるくらいです。

安い価格でAGA治療を始めたい気持ちはわかりますが、髪が生えるどころかとんでもない副作用が出てしまっては本末転倒です。

個人輸入をしていいのはしっかりとAGAの知識がある人と、リスクを受け入れる覚悟がある人だけです。

皮膚科でのAGA治療費はどのくらい?

皮膚科でもAGA治療を受けることが可能です。

費用は皮膚科によって違いますがAGAクリニックと変わりません。

毎月6,000~8000円くらいです。

しかし、皮膚科で処方できるのは、抜け毛抑制薬(フィナステリド・デュタステリド)だけです。

ミノキシジルは治療薬として未承認のため処方することはできません。

発毛を希望するならAGAクリニック一択です。